街コロ通(Machi Koro 2)レビュー|ルール・違い・2人プレイのコツ【2〜5人/30分】


レビュー & ガイド

街コロ通(ツー)レビュー|20代男性に刺さる盛り上がる名作

ダイスでお金を稼いで街を育てる定番ボードゲームの続編。2〜5人/30〜45分で、家族・友達・同僚とサクッと盛り上がれます。運×戦略のバランスが良く、初心者でも勝ち筋が見えるのが魅力。

こんな人におすすめ

短時間で盛り上がりたい
30〜45分で1ゲーム。飲み会後/休日の合間に
初心者と一緒に遊びたい
ルールがシンプル。運要素があるから初対面でも勝ちやすい
持ち運びやすいゲームが欲しい
カード&ダイス中心でコンパクト。カバンにすっと入ります。

基本情報とスペック

タイトル 街コロ通(ツー) / Machi Koro 2
デザイナー 菅沼 正夫
メーカー グランディング
プレイ人数 2〜5人
プレイ時間 約30〜45分
対象年齢 10歳〜
勝利条件 ランドマークを3軒建設した人が勝ち
内容物 カード/コイン/ダイス×2/ルールブック ほか

※旧作『街コロ』や拡張とはカード仕様が異なり、混ぜて遊ぶことはできません。

遊んで感じた魅力(要点)

  • 家族・友達と楽しく遊べるパーティ寄りの設計。ルールは簡単で説明5分。
  • ダイスの出目でお金が動くので、初心者でも一発逆転が起きやすい。
  • とはいえ完全に運ではない。人数や場のカードで強い組み合わせが変わり、戦略の幅が出る。
  • 終盤は一気に加速して資金が集まるため、ダラダラせずテンポ良く終わる。
  • 待ち時間が少ない:他人の手番でも発動するカードが多く、みんなでワイワイ。
  • コンパクトで持ち運び◎。外出先の遊びにぴったり。

ざっくり遊び方

  1. スタート準備:各自、最初に5コインで最大3軒まで施設を購入して自分の街を作り始めます。
  2. ダイスを振る:出目に対応する施設が収入や効果を発動。相手ターンに発動するカードもあり、毎手番が自分ごとです。
  3. 建設:得たコインで施設やランドマークを購入し、収入エンジンを強化。
  4. 勝利:ランドマークを3軒建てたら即勝利!

サプライ(場のカード)は山札からランダム補充。毎回違う市場になるので、展開がマンネリ化しにくいのがポイント。

人数別のプレイ感&コツ

2人プレイ:短期決戦。対面メタが効く

  • 相手の出目傾向や保有施設を見て、対抗色(赤系など)で牽制すると効果的。
  • 同じ相手に効果が集中しやすく、攻撃系の価値が上がる一方で、展開は読みやすい。気軽に遊べるが、長くやるなら3人以上が飽きにくい。

3〜4人:いちばん盛り上がる定番帯

  • ダイスが多く振られ、場のコインがよく動くのでワイワイ感が増す。
  • 収入色(青・緑)と妨害色(赤)のバランス構築が勝ち筋。

5人:カオスと瞬発力

  • 手番外の発動が増え、一気に資金が膨らむ局面も。終盤の爆発力に備えてランドマークの順番を計画しよう。

良い点・注意点

良い点

  • 簡単ルール+ダイスの盛り上がりで初回から楽しい
  • 運と戦略のバランスがちょうど良い
  • 毎回サプライが変わるので新鮮味が続く
  • 待ち時間が少ない同時参加感
  • コンパクトで持ち運びやすい

注意点

  • やり込み勢には最適解が見えやすいため、カードの知識差が出やすい
  • 2人だけだと飽きやすいので、可能なら3人以上推奨
  • 旧作『街コロ』や拡張とは混ぜて遊べない(カード仕様の違い)

よくある質問

Q. 『街コロ』と『街コロ通』の違いは?

主に初期のサイコロを1個か2個を選べる初期購入(5コインで最大3軒)勝利条件がランドマーク3軒に変更。テンポと駆け引きが向上しています。

Q. プレイ時間はどれくらい?

目安は30〜45分。人数や場のカード次第で前後しますが、終盤は資金が伸びてダレにくい設計です。

Q. オンラインやソロで遊べますか?

物理版、公式デジタル版もソロでは遊べません。デジタル版の『みんなと街コロ』ならCPU対戦オンライン2〜4人に対応しています。

2人プレイをもっと盛り上げる戦略例

  • あえて“競争要素の強いランドマーク”で勝負:同時に狙うと相互妨害が増え、読み合いが濃くなる。
  • 20分×3戦マッチ(ポイント制):1本勝負だと出目に左右されがち。短時間決着を3回で実力が出やすい。
  • 初期購入の方針を固定して対策を学ぶ:例)「片方は低出目安定、もう片方は高出目爆発」など役割を決めて研究。
  • 場の回転を促す“軽ハウスルール”:サプライが停滞したら1手番に1枚だけ山札に戻して引き直し可。
  • 小さなハンデで接戦を演出:先手は初期5コイン→4コインなど。勝率が拮抗して楽しい。

旧作『街コロ』との違い

初期設定 通:5コインで最大3軒を購入してスタート/旧:固定の初期施設から開始
サプライ 通:ランダム補充で市場が毎回変化/旧:種類ごとに山が分かれて固定
勝利条件 通:ランドマーク3軒で勝利/旧:4軒
ダイス 通:初期から1個/2個の選択が重要/旧:段階的に2個へ
ゲーム感 通:テンポ良く終盤に加速、場に応じたコンボ構築が楽しい

体験談メモ

序盤は自分の出目がよくて収入がグングン増加。ところが中盤からまったく出目が振るわず失速。
その間に友だちが場のカードをうまく噛み合わせてコンボを発生、なんと1手番で40コインを一気に稼いで逆転! テーブルがどよめいて、悔しいけど最高に盛り上がりました。
――「運のドラマ」と「戦略の爆発力」を両方味わえるのが、このゲームの醍醐味だと実感。

結論(まとめ)

『街コロ通』は、誰でもすぐ遊べる簡単ルールと、人数や場で変わる
ちょうど良い戦略性が同居した一本。勝ち負けはハッキリするけれど、
相手だけを一方的に傷つけるような刺激の強い攻撃が続くタイプではなく、
わいわい笑い合える“場づくり向け”のゲーム性です。

家族・初心者・久しぶりに集まる友人・職場の同僚とも安心して卓を囲めます。
30〜45分でサクッと遊べて、準備も片付けもラク。次の集まりに1つ持っていけば、
きっと会話のきっかけになって、誰とでも楽しく盛り上がれます。

どこで買う?(価格チェック)

※在庫や価格は変動します。最新情報は各ショップの商品ページをご確認ください。

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